6月市議会(6月9日〜30日)

後期高齢者医療制度が市民生活に与える影響

 75歳以上の方と65歳以上の障がいを持った方を一括りにした医療制度がスタートしました。現在は軽減措置で保険料の負担が少なくなっていますが、2年毎の見直しで保険料が上がることは必至です。また、保険料負担のなかった被扶養者も払うことになります。
 佐倉市では75歳以上の国民健康保険加入者約13000人の内、約半数が年金額168万円以下、さらにその内、約4000人が年金額18万円以下です。保険料を1年半滞納すれば、窓口全額負担に。

また、年金から保険料が強制天引きされることで収入が減り、医療費が生活を圧迫する不安から病院にも行けず、手遅れになる恐れもあります。命を軽視した政策に対し、見直しを求める意見書が全国595自治体議会、県内では12市町議会で採択され、国に出されました。佐倉市でも同様の請願や意見書が出されましたが、いずれも採択されませんでした(下の採択結果を参照)。市民ネットは医療費削減だけを目的とするこの制度の廃止を求め、これからも声をあげていきます。

補正予算に問題あり!… 志津霊園道路問題

 6月議会で志津霊園関係2件の追加補正予算が出された。1件は墓地移転補償費積算業務で、3582万6千円。もう1件は、佐倉市債権の保全手続きにかかる費用で、「期間は未定、金額も必要とする経費の範囲内」でというあいまいな内容。「いつまでに、いくら使うかわからないけど、税金の支出は認めてほしい」という話だ。これでは予算の提案とはいえない。地方自治法施行規則の拡大解釈だ。道路を通すために「多少の法的逸脱もあり」ということなのか!?

 3年前の積算はご破算という ―
       どう考えても無駄遣い   

 本昌寺への補償費の積算はすでに3年前、3717万円の税金を使い、行っている。だが再度同じ業務をやり直すという。霊園対策室は「最終合意書に補償金額を入れる。そのために直近の費用を示さなければ法に触れる」と主張する。「では最終合意書の様式を示してほしい」といったら、「今はまだない」との答弁。様式も決まってないのに、一体どういう法に触れるのか? そもそも最終合意書は、市と寺の間の任意契約書。なんら法的拘束力はない。この20年間、確認書やら協定書やら基本合意書を次々と結んでは、寺にすっぽかされて交渉のやり直しをしてきたのではないのか?

  債権保全手続き費用 ―
      とれる見込みのない賭け

 石の宴「不動」への債権4億円の時効は4年後。それをいかに取り戻すかの手続きという。なぜ今までやらなかったのか? 実はやらなかったのではなくできなかった。正確に言うと前回、損害賠償請求民事裁判で債権の保全から請求までやったけれど、取り戻せなかった。相手のほうが、うわ手なのだ。
 これまでの裁判費用は総額約8800万円。取り戻した総額は210万円。そこまでして取れる見込みのない賭けに税金を投入するのか?
まだ懲りないで、これからも湯水のごとく!?
            ◇◇
 どんなに早くてもあと7年。どんなに安く見積もっても約20億円。たった120mの道路にだ。これほどに莫大な労力と税金を使い続けて、本当に意味のある事業かどうか、改めて市民に問うべきではないのか?税金

補正予算 その2

市長専用車の購入に700万円
 今年4月に専用車が事故破損し、環境に配慮した低公害車を新たに購入する予定。現在、市には特別職専用に3台の車があり、それらを使いまわすべきです。

市長専用車

ふるさと広場の給水施設整備に  7400万円 
 平成22年の千葉国体カヌー特設会場の上水道を敷設するための費用。事業費の4分の1は県の補助金で、残り5600万円は市の負担。当初は、1453万円で井戸を掘り、地下水を利用する計画でしたが、県からの補助が決定し、計画を変更。その結果、市単独で行うより、費用は4000万円も多くかかることになりました。
 今回の補正予算で評価できる点は、保護者からニーズの高い学童保育の新設と拡充です。
 しかし、その他の問題点が多いことから、補正予算には反対しました。
年々、市民への負担は増すばかりです。限られた税金は、市民にとって必要なところにこそ、使われるべきです。



6月議会の採択結果

議案/請願/陳情
(採択 ○、不採択 ×)
結果 市民ネット
ワーク
さくら会 公明党 新社会党 日本
共産党
市民オン
ブズマン
無所属
平成20年度佐倉市一般会計補正予算 × ×
佐倉市コミュニティセンターの設置・管理に関する条例の一部改正について
(志津コミセンに指定管理者制度を導入)
× × ×
後期高齢者医療制度を中止し、撤廃を求める意見書採択の請願 × × × ×
ワーキング・プアも過労死もない社会をめざす陳情 × × × ×

●は代表(敬称略)

詳しくは、8月11日(月)新聞折込の、
市民ネットワーク議会通信83号をご覧ください。

●入江
工藤
五十嵐
伊藤
●桐生、望月
中村(克)、木原
臼井、中村(孝)
檀谷、押尾、山口
小林、川名部
櫻井、平野
●森野
神田
岡村
柏木
小須田
●冨塚
勝田
●児玉
萩原
●藤崎
上ノ山
中原 村田


 

 
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