市民ネットワークの市議会速報

2月市議会(2月21日〜3月17日) ここが問題に…

ストップ!格差社会  国民健康保険税・介護保険料の値上げに反対

3月17日、06年度の予算がさくら会、公明党、市政会の保守派による賛成多数で可決。
市民ネットワークは、高齢者、低所得層の負担増が盛り込まれた予算に反対しました。

 「改革」という名の切り捨て

 国民健康保険は、退職者、高齢者、自営業者などが加入し、市町村単位で運営されています。市内約半数の世帯が加入し、年間所得が200万円以下の低所得層が60%を超えています。一方、相次ぐリストラや不安定雇用による収入減で、保険税が支払えない世帯が年々増加。滞納により保険証が取り上げられます。代わりに資格証明書が渡されますが、その場合、病院で全額支払いを強いられます。市での発行件数は月に800件以上も! 受診控えで手遅れになり死亡した事例が全国で11件報告されていますが、これは氷山の一角です。
 その国保税が、佐倉市では4月から、年間十数%の増税になります。40歳以上二人世帯では、所得により3万円から6万円の増税です。一人当たりの額は、県内で2番目に高くなります。

 
 さらに、新介護保険制度が昨年10月から施行されています。介護施設入所者の食費や居住費の自己負担が導入され、同時に国の補助金が減額されました。65歳以上の介護保険料の基準額は、4月から月額2911円から3711円と、一気に27.5%の値上げです。
          ◆◇
「年をとっても病気になっても、安心して暮らせる佐倉市」とはかけ離れた負担増です。
日本は先進国中、異例のスピードで所得格差が広がっています。「格差」の拡大を押しとどめるためには、国民皆保険制度を維持し、社会保障制度を充実させ、課税の累進性を高めることが、今こそ必要です。

2月議会の採択結果
議案/意見書 
(採 択 ○、不採択 ×)
結果 市民ネット
ワーク
さくら会 公明党 市政会 新社会党 日本
共産党
無所属
H18年度佐倉市一般会計予算 × × × ×
佐倉市国民保護協議会条例制定 × × × ×
議会の議員の報酬及び費用弁償等に関す る条例の一部改正に対する修正議案 × × × × ×
耐震構造偽装問題の再発防止を求める
意見書
× × × × ×
藤崎良次議員に対する問責決議 × × × -
印は市民ネットワーク提出の意見書
      *は代表(敬称略)    
*工藤
入江
道端
宮部
*望月、櫻井(道)
川名部、小林
押尾、檀谷
中村(孝)、清宮
桐生、倉田
寺田、木原
中村(克)
*吉井
岡村
神田
森野
長谷川
*櫻井(康)
臼井
*冨塚
勝田
*戸村
児玉
藤崎 山口
 
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3月県議会(2/28〜3/24)では、厳しい財政状況の中、民生費だけは昨年より9.8%の伸び。
この知事の政治姿勢を評価して、市民ネットワークは予算に賛成しました。

2006年度一般会計当初予算 可決 
1兆4,268億1600万円 (前年度比0.8%減)
 歳出    
*社会保障費  1427億7500万円 (16.2%増)↑
*普通建設事業費 1472億7400万円 (9.3%減)↓
*人件費  5791億1100万円 (2.9%減)↓
■財源不足   約180億円
■県債残高(県の借金) 2兆4252億円
 前年度比 1.5%増 県民一人当たり40.2万円!
予算委員会の委員になりました。

 3月15〜17日の3日間、毎日17分の短い持ち時間をフルに使って質問しました。主な項目は、以下の通りです。

財政制度について

(1)県税収入 6,561億円 前年度比 641億円増
(2)地方交付税 1,610億円 598億円減
(3)臨時財政対策債 545億円 50億円減

全体では  7億円減

 県税は05年度より10.8%も伸びましたが、地方交付税は27%も減らされ、厳しい財政状況が続いています。税収が上がれば交付税が減らされるという今の地方財政制度の仕組みを見直すよう、国に対して求めることを要望しました。
 あわせて、八ッ場ダム などのような国直轄の大型公共事業の千葉県負担金を廃止して、八ッ場ダム事業から撤退するよう、強く訴えました。

女も障害者も怒ってるぞ!
 今議会で最大の争点は(1)「男女共同参画センター設置管理条例案」、(2)「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例案」でした。
  しかし、自民党は数の力で(1)は否決。その結果、柏市の男女共同参画センターは閉鎖され、年間5000件もある相談事業はストップ。(2)は「継続」となり、障害当事者の方たちを落胆させました。自民党の言い分には全く説得力がなく、堂本知事に対する嫌がらせにしか見えません。県民不在の県議会。来年の統一地方選挙でぜひ変えましょう!! 

佐倉市に東京の売れ残り弁当がやって来る

 東京23区のコンビニ約4000店の売れ残り弁当や、スーパー、ホテル、外食産業の食品残渣を佐倉市に集め、豚の飼料へと加工するリサイクル事業が06年度に始まります。場所は第三工業団地内。
 *事業費 約33億3700万円(国庫補助15億8900万円)
 *1日185トンの食品残渣→72.5トンの飼料に
(飼料の売却先は確保されているとのこと)
 千葉県内にもコンビニはたくさんあります。なぜ、わざわざ東京から運んでくるのかと質問。明確な答弁なし!
 今まで捨てていた売れ残り弁当を有効利用するのは結構だけれど、養豚農家が購入を断ればアウト。そこをどうクリアしていくかが、今後の課題です。

印旛沼と洗車の意外な関係

印旛沼の汚濁物質と割合
(1) 生活系 (家庭から出る雑排水) 35.2%
(2) 産業系  (工場等から出る排水) 6.7%
(3) 自然系 (農地や市街地からの排水) 58.1%

 印旛沼を一番汚している「自然系」の中でも、市街地 からの汚れが60%を占めています。アスファルト化が進 み、雨がそのまま雨水菅を通って、沼に流れ込むからで す。日曜日に愛車を洗うのは楽しいもの。でも、その水 と洗剤が、側溝を通って印旛沼に流れ込んでいるのです。 また、ガソリンスタンドの洗車の排水も県はほとんど調 査をしていません。これらの「自然系」汚濁について県 はもっと力を入れるべきではないか、と質しました。

耐震偽装を二度と
起こさない提案をしました
  • 千葉県独自の「住宅検査官」制度を設け、すべての建物に中間検査を実施する。
  • 現在の「建築確認制度」を 「建築許可制度」に変更。
  • ノン・リコース・ローンを組み合わせた 「安心・安全な千葉県の住宅政策」の実現。
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