原発はクリーンエネルギー?
「原子力発電はCO2を出さない」と国は主張していますが、それはあくまで発電をする時だけです。ウラン採掘、燃料輸送、原発建設、廃棄物処理、保管等、全過程で膨大な石油を消費し、CO2を出し続けます。さらに各段階で、もっと恐ろしい放射能の被害や事故の危険がついて回ります。
現在日本では、55基もの原発が稼動しています。原子炉でウランを燃やせば、CO2が出ない代わりに死の灰ができ、すでに広島型原爆100万発分が作られました。死の灰の毒性は何万年たっても消滅しないので、その間、人類は責任を持って保管し続けなければなりません。  |
「原発」は「海暖め装置」
原発は発電時、原子炉を冷却するために発電能力の2倍ものエネルギーを海に排出します。55基の原発が1年間に海水を7℃暖める水量は、1000億トンにもなります。年間降水量が6500億トン、全河川の流量が4000億トンですから、いかに海水を直接暖めているか、推察できます。
黒マグロがオホーツク海で獲れたり、サンマの漁場が北上したりという現状から、海の生態系への影響が懸念されます。
うそで固められた原発
柏崎刈羽原発が豆腐のような脆弱な地盤に建っていたことが中越沖地震後、明らかになりました。また、東京電力は28年間、北陸電力は8年間も臨界事故を隠していました。六ヶ所村核燃料再処理施設でも、耐震設計ミスが発覚し、原発の安全神話は崩壊しました。
原発は、発電量の3割を供給しているから止められないと言われています。しかし地震後、東京電力最大の柏崎刈羽原発が操業を全面停止しても、電力不足は起きていません。現時点では火力、水力、自家発電で十分やっていけます。今後は持続可能な自然エネルギーへの転換を図るべきです。
佐倉市での取り組み
佐倉市では、地球温暖化対策としてまず、CO2排出算定費用400万円を今年度、計上しました。10月には温暖化対策に関する懇話会も立ち上がりました。 原発に頼らない暮らしへと結びつく懇話会になるよう望んでいます。同時に、私たちも暮らし方を見直す必要があります。 |