新体制でパワーアップ
3人から5人に
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市民ネットワークは、県議1人、市議4人(うち、新人が4人)を議会に送り出し、新体制になりました。住みやすい佐倉のまちづくりに向けて、ご一緒に活動していきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。ぜひ、ご意見など、お寄せください。
前市議 中村春子、服部かをるの12年間の議員活動にご支援・ご協力をいただき、本当にありがとうございました。
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やっぱり危ない住基ネット
県議 大野ひろみ
去年8月スタートした住民基本台帳ネットワークシステム、略して住基ネット。今年8月25日から本格的稼動が始まり、全国どこでも住民票がとれるようになります。でも、このシステムをめぐって聞こえてくるのは、危なっかしい話ばかり…。
長野の場合
長野県の調査では、県内120のうち23の市町村で、住基ネットとインターネットが物理的に接続されていたことが発覚して、大問題になりました。インターネットを通じて、住基ネットの情報が漏れ出す恐れがあるのです。
千葉県も調べてみました
県に問い合わせたところ、なんと、県内79市町村のうち10市町村で、住基ネットとインターネットが接続されていました。県の担当者は「セキュリティは万全」と胸を張りますが、コンピュータにはトラブルはつきもの。まして、ハッカーやウィルス対策など、不安は尽きません。
全国とつながると・・・
長野や千葉だけではなく、全国でも同じようなおそまつな状態の自治体は多いはず。そこから個人情報が漏れ出す可能性が極めて大きいのです。つまり、全国をネットワークで結ぶのなら、どこの自治体も完璧な安全体制を作り上げなければ意味がありません。そし
て、それには膨大なコストと人手がかかり、ほとんど不可能だと言われています。
また、一人ひとりが11桁の番号で管理されますから、いろいろな情報がこれからどんどん集約され、番号一つで、「誰がいつどこへ行き、何を買ったか」までわかってしまう監視社会が、そう遠くない将来に実現するかもしれません。国民総背番号制への階段を、私たちは上り始めたのです。
得るものと失うもの
個人の情報はなるべく分散させてリスクを避けよう、という世界の趨勢にも逆行する日本の住基ネット。全国どこでも住民票が取れる? そんなことのために、私たちはとても大きなものを失うのではないでしょうか。
◇◇
※市民ネットでは佐倉市議会で、住基カードの導入に反対し、住基ネットの切断を要望しました。また、県議会でも中止を求める意見書を提出しました。
子育てが楽しくなる街に
市議 入江あき子
佐倉市は子育てしやすい街?
佐倉市は子育て中の若い世代にとって住みやすい街になっているのでしょうか。
市は、昨年エンゼルプラン見直しに向けて子育て中の保護者にアンケート調査を実施しました。「乳幼児医療費助成を就学前まで延長して!」「身近な公園の再整備を」「仕事と子育てを両立したい」等々、636人から声が寄せられ、子育て支援の一層の充実が求められています。
計画づくりに当事者を!
今国会では、次世代の育成を支援するための法案が審議されています。成立すると、佐倉市は他市に先駆けて、新たな子育て支援計画に着手します。そのために、実態調査や懇談会を実施するとのことです。時代に合った計画にするために、市は計画づくりに公募委員を増やし、当事者参加を進めるべきです。
いつできるの? ファミリーサポートセンター
佐倉市でも核家族の割合が高く、身近に手助けしてくれる人がいない孤立感の中で、育児不安を訴える人が増えてきました。子育てを応援するしくみが地域に求められています。
市民ネットワークでは、子育てを社会全体で支えるという視点に立って、ファミリーサポートセンターの開設を要望してきました。市はこの数年間、「研究」段階と言い続けていますが、子育ては待ったなしです。開設に向けて、早急に取り組む必要があります。
男性も女性も子育てを楽しめる社会に
少子化への対応は「産めよ、増やせよ」という発想ではなく、安心して子どもを育てられる環境づくりが何より大切です。そのためには、男女が家庭や仕事にバランスよく関わり、子育てを楽しめる男女平等社会の実現が急務です。佐倉市でも男女平等参画推進条例の理念に基づき、子育て支援に本気で取り組んでほしいですね。
障害のある子もない子も共に育つ教育を
市議 工藤啓子
「美保ちゃんはねぇ、ときどき大きな声で騒ぐけど、愛子がね、一緒に遊ぼうって手をつなぐと、にこって笑うから好き」
「信次君、何回も何回も同じこと繰り返すよ。でもね。走るのが速いよ。マラソンの時は最後までがんばるから、ぼくもがんばろうって思った」
私が以前、担任をしていた子どもたちの声です。
心のあり方は教えることはできません。子どもたちは、毎日の生活の中で、たくさんの個性と出会い、一人ひとりの違いを知り、つきあい方を学びます。
みんな違って、でも、みんな一緒…ノーマライゼーションという理念は、障害のある人もない人も共にいることが当たり前になってはじめて実現します。
工藤質問「障害があっても本人や保護者が希望すれば、普通学級を選択できることを情報として伝えること、普通学級で学ぶ障害を持つ子をクラスの一員として受け入れ、ノーマライゼーション教育を学校全体で取り組んでいくよう求めるが、どう考えているか」
教育長答弁「ノーマライゼーション社会の実現に向け、教員の研修とともに通常の学級で学習できるよう、施設・設備の充実に努めたい」
埼玉県では、すべての障害児に普通学級籍をという取り組みを始めています。
人権尊重・人権擁護都市宣言の佐倉市です。ノーマライゼーション社会の実現へ向け、さらなる一歩を教育現場から進めてほしいと願います。
いつまで続けるのか??連絡長制度
市議 宮部恵子
佐倉市では、連絡長制度が44年間続いています。県内の東葛地域ではこの制度はありませんし、神奈川県では5年前にすべて廃止されました。
3年前、行政連絡員(佐倉市非常勤特別職職員…市のお知らせの回覧、自治会の要望取り次ぎ等が職務)としての連絡長と、住民の意見を代表する自治会長を同一人物が担うことの矛盾を指摘する記事を掲載、大きな反響がありました。改めて問題提起します。
「兼務」による問題点
連絡長は自治会長の別の呼び名だと勘違いしている人が多く見受けられます。さまざまな価値観を持つ住民で構成されている自治会は、公正、公平、民主的な運営がされなければなりません。
しかし、今年4月の統一地方選では、選挙活動に利用された自治会や連絡長協議会がいくつかありました。行政の
一員である連絡長の選挙活動は、法に触れる行為です。
社会福祉協議会が連絡長に福祉委員を委嘱していることも立場の混乱を招いています。地区連絡長協議会の運営費を自治会が負担しているところもあり、自治会の活動と混同しています。
市民自治をめざすには
今議会で、市長は「市民との協働」と何度も言いました。協働はお互いに自立した関係の上でこそ成り立つものですから、市民の自治意識を育てる姿勢を、市はもってほしいものです。回覧などを実際に担っている自治会と、市が業務委託の契約を結べば、連絡長制度は必要ありません。
せっけん使ってリサイクルの街
市議 道端そのえ
私が毎日掃除や洗濯に使っているリサイクルせっけんは、「NPOせっけんの街」が作っています。これは隔月に、市内22カ所の回収ポイントから集められる、家庭の廃食油が原料です。合成洗剤とは違い、人にも環境にも負荷の少ないものです。
今、佐倉市は回収した廃食油を、都内の業者へ売っています。市民ネットワークが主張してきた資源としての廃食油回収は実現したものの、市内でのリサイクルシステムは、まだできていません。
◇◇
佐倉市には、「NPOせっけんの街」のように地域内循環を進めている市民団体があります。
今回、市長はNPOとの協働を強く表明していることから、廃食油の地域内リサイクルのための話し合いの場をもつよう要望したところ、議会終了後直ちに連絡をとると答えました。印旛沼を汚さないためにもせっけんを使い、私たちができることから始めましょう。
傍聴席から
戻ってきました傍聴席へ
中村春子
選挙後初めての市民ネットワークの一般質問では、新人を含め4人の代理人はよくやりました。各々が課題とすることをよく調べ、一生懸命切々と伝えており、選挙の大変さが頭をよぎり、「よくぞここまで」と感動しました。
傍聴席から本議会を見るのは13年ぶり…。議員として議場にいた時よりも、市長を始め各部長の答弁は、事実か、本音か、ごまかしか、知らんふりを装っているのか、その心根が手に取るようにわかり、面白いものです。議員のほうも、活動の基本があっての質問か否かもよく見えます。
多くの市民の方が議会を傍聴し、問題をみんなで共有できたら、佐倉市はもっとよくなるのではと思います。
自分の目で見た市議会
伊藤寿子
今回、初めて統一地方選挙のお手伝いを経験し、うれしいことに全員当選。代理人を送り出しただけでお任せでは無責任ではないかと思い、議会傍聴に行ってきました。
宮部議員の一般質問は、具体例を引いてとてもわかりやすいものでした。特に連絡長制度については、自治会の上部組織のように誤解されるなど、多くの問題が浮き彫りにされました。市長は、「自治会と行政はうまくいっているので、何も問題はない」と答弁。質問の趣旨をすり替えたとしかとれないものでした。
市民の自治意識を損ない、民主主義の根幹に関わる問題ではないかと日頃から危惧していたことだったので、期待して答弁を聞いたのですが、市長のそれは私たち市民の感覚から大きくずれたはぐらかしであったため大変残念で、選挙の時と同一人物なのかしらと議場の中の市長を見つめてしまいました。 |
やっと改正! 佐倉市の残土条例
服部かをる
千葉県内には、東京や神奈川などからも産業廃棄物混じりの残土が持ち込まれ、環境への影響が心配されています。
宝の持ち腐れだった市条例
市民ネットでは、各地で埋立て問題が起きるたびに議会で質問し、条例制定を求めてきました。
佐倉市は97年3月に、「周辺住民の同意が必要」など、規制の厳しい残土条例を制定しました。ところが同年8月、千葉県が条例を作り、埋立て面積3000m2以上を県の管轄としたため、市はやむなく事業区域を「500m2以上3000m2未満」と改正。そのため、これまで市条例が適用されたのはたったの4件とのことです。
市民ネットの取り組み
市条例より規制がゆるい県条例に危機感を持ち、市民ネットは97年9月議会で「千葉県残土条例の改正を求める意見書」を知事に提出することを提案。
内容は「事業者は住民への事前説明を行い、周辺住民の承諾を得ること」「市町村条例が県条例以上の効果が期待できる場合は県条例は適用しない」というものです。議会では賛成多数で可決されました。一方、市民ネットが参加する市民団体「残土ネット」(略称)も、県との話し合いを重ねてきました。
その後、県は住民説明会開催等を盛り込んだ指導指針を制定、昨年6月県議会では、堂本知事が「県条例より厳しい場合、市町村条例を優先適用するよう、県条例改正を検討する」と表明しました。
これを受け、市民ネットは昨年7月、市長に要望書を提出し、「500m2以上」の事業すべてに市条例が適用できるよう市条例改正を求めました。12月議会でも、同趣旨の質問をしました。
これからも監視が必要
今議会で、要望通り改正され、また住民が求めていた施行日の繰り上げも実現し、ほっとしました。
しかし、今も市内各地で、問題が継続しています。土壌や地下水が汚染されないよう、残土問題から目を離すことはできません。
講演会 生活改善でボケ防止 7/5
猪俣悦子
誰にでも老いはやってきます。「ボケは防げない、治らない」「自分や家族がボケたらどうしよう…」。そんな不安を少しでも解消できたらと、市民ネットワーク主催で講演会を開催。勝田台病院の鈴木院長(脳神経外科)に、ボケないための生活改善について話していただきました。参加者は51人。会場からは「最近怒りっぽい。物忘れもひどいが…」「脳の検査でみつかるか」など、身近な質問も多く出されました。
人の名前が出てこない、何を食べたか思い出せない…などは、多かれ少なかれ誰にでも心当たりのあること。しかし、これが自然な老化による物忘れか、痴呆症によるものか、その境目はなかなかわかりません。
今の日本では、65歳以上の4〜5%が痴呆状態にあります。今後はさらに増えていくことが予測されますが、早期に発見されれば、適切な治療で進行を止めたり遅らせることができるのです。
痴呆には主に脳血管性痴呆と、アルツハイマー型老年性痴呆があります。
脳血管性の場合は脳の動脈硬化が原因ですから、高血圧や肥満、高脂血症などの予防や、薬などによる早期治療が効果的です。「きんさん、ぎんさん」の血管は、非常に若かったとか。
原因不明のアルツハイマー型は、頭と体をあまり使わず、人との関わりも少ないと、脳の萎縮が進み、発症・悪化しやすいことがわかっています。
頭も体もイキイキと
痴呆予防のキーワードは、「適度な運動」「塩分・動物性脂肪を控えたバランスの良い食事」「転倒による頭の打撲に要注意」です。
また、年をとってからの引越しや、まじめで仕事一筋だった人が、定年退職後やることがないなど、急激な環境の変化が痴呆の誘因になることも。ふだんからあまり近所づきあいのない男性は、地域の活動に参加する、家庭でも一定の役割を持つ、趣味を持つなど、退職前から少しずつ心がけておくといいですね。
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日常の生活習慣を改善し、趣味や好奇心を持ち続け、人との良好な関わりを大切にすることで、明るいイキイキ人生を送りたいものです。
ひろみの県議会レポート
県議 大野ひろみ
県議になって早くも3カ月。感想をひとことで言えば、「古ぼけた巨大な船の中を、あちこちぶつかりながら歩いているような気分」です。この船を動かしているのは、「慣例」という羅針盤と、「前例」という航海図です。
こんな慣例はいらない!
議員には、議会開会中、報酬以外に日当が出ます。開会日のあと、4日間ある休会の日にも支払われます。1年間では、一人90万円近くにもなります。私たち市民ネットワークの議員は、議会のない日もセッセと聞き取り調査をしに登庁しますが、71人もいる自民党の議員に会うことは滅多にありません。しかも、4年間一度も質問をしたことのない議員が、自民党ばかり12人もいます。議会中は席にいない人も多く、全く何をしに議員になったのか、首をひねるばかり。
食券乱用???
地下の食堂では、議員はツケでOK、しかも割引があります。これも常識で考えればとんでもないこと。私たちはせめてもの抵抗に、職員の方たちと並んで食券を買います。もちろん定価です。ちなみに値段の割には味はグーですよ。
会議は踊り、船は沈む
年4回の議会は、まさに儀式、船上のパーティー。質問する側と答弁する側の綿密な打ち合わせのもと、粛々と進められます。自民党は持ち時間があり余るほど。私たちは一人1年1回30分のみ。何とかしてくれとかけあっても、議会運営委員会を仕切っているのが自民党だから、これはパチンコ屋さんに出玉を良くしてくれと頼み込むようなもの…。
今、巨大船「千葉県丸」は財政難で沈没寸前。言うことを聞かぬ船員を指揮する堂本船長の苦労はいかばかりか。
次号お楽しみに!
TOPICS
大磯町議選で女性比率が50%に
6月の神奈川県大磯町議選で、定数18人中、9人(現職4人、新人5人)の女性議員が誕生。議会の女性比率50%は、大阪府島本町(44.4%)を抜き、全国第1位。新旧交代と女性躍進を印象づけた。
「女性のほうがクリーンなイメージがあり、しがらみにとらわれず、まじめに仕事に取り組むのではないか、と期待されたのでは…」と、新人で初当選した渡辺順子さんは評価している(神奈川新聞 TOP NEWSより)。
さて、佐倉市は30人中、女性議員は5人。
一歩でも近づきたいものですね。 |
シナヤカに女のいくさ 勝ちなのり・・・ ノリマサ
横山詔正(中志津)
「佐倉走る会」の仲間の工藤さんから、今度市民ネットワークから市議選に出ることになったから手伝ってとのこと。突然のことでもあるし、政治活動はやったこともないし、ネットってよく知らないしというのが正直な気持ちでした。頼まれれば越後から米突きに来るという諺もあるので、やってみるかということになり、今回ネットの選挙事務所に入り込み、お手伝い(ビラ折り、ビラ配布、ポスター張り等)をさせていただきました。
女性スタッフと一緒に過ごす内に、ネットって女性の党なんだ、男はなかなか入り込めない世界だよなーとか、彼女たちの理想主義(清く、正しく、美しく)が男中心の古くさいしきたりや慣習にがんじがらめの政治の世界に風穴をあけてくれれば良いのだがなどと考えるようになりました。また、女性は生命を生み育くむ存在だけに、環境問題や平和(反戦)には理屈でなく特別な思いがあることを知りました。
今後、ネットが伸びていくためには、同等ではあるが同質でない男性をどう巻きこんでいくかに関わっているような気がしてなりません。
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