2007年10月県議会

ひろみの活動日記
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活動日記
 

10月県議会で質問しました!

今、千葉県では急を要する環境問題が山積みです。 また堂本知事は「生物多様性ちば県戦略」を進めている真っ最中。質問では、環境破壊と生物多様性戦略が同時に進んでいる矛盾点をつき、新たな提案をしました。(県議会ホームページで、録画が見られます。)

1.山砂採取で山が消える!

 40年ほど前から、首都圏のビル建設や埋め立てに使われる資材として、君津・富津・袖ヶ浦などの山砂が、8億m3(東京ドーム645個分)削られました。そして今回、新たに羽田の新滑走路建設用に3千万m3(東京ドーム24個分)削られます。数百万年かかってできた緑の山をあっと言う間に消滅させるという究極の環境破壊が、「千葉県の重要な産業」の名の下に堂々と行われているのです。ほとんどの場合、環境アセスもかかりません。

無残に削り取られた山。無残に削り取られた山。(君津市小糸地区)
これで緑地復元だって?

 跡地には「緑地復元」が義務付けられてはいますが、ホッポリ出して逃げた業者も多く、君津市内のあちこちで、写真のような無残な山肌をさらした異様な光景が見られます。
 また、「緑地復元」と称していても、あとに残った大穴に土を入れて平らにし、一様にスギやヒノキの苗木を2m間隔に植えるだけ。その土地固有の樹木はなくなり、まっ平らなので水はけが悪く、苗木の8割が枯れてしまうという例も少なくありません。
 森林が消えると地球温暖化が進みます。また、森林を支えている土壌も重要です。土壌中のミミズや微生物が生態系の底辺を支えているのですから、ここが丸ごとなくなれば、生態系は全滅。地下水系もズタズタで、周辺の村落では井戸の水が枯れてしまう事態も起きています。

新たな提案
 山砂採取を所管する法律や 条令に全く欠けている、 「環境保全」の視点を入れること。
 事業者には、山砂採取で得た 収益でもっとまともな緑化復元を させるよう義務付けること。




2.エコテック裁判

 9年前、旭市・銚子市・東庄町にまたがる豊かな農村地帯に、突然エコテックという札つきの産廃業者が処分場建設を計画。平成13年、沼田前知事が退任直前に「イタチの最後っぺ」とばかりに許可を発令。これに怒った住民が訴訟を起こし、以後6年間手弁当で県と闘ってきましたが、今年8月千葉地裁は、「住民勝訴」という全国初の画期的な判決を下しました。「経営基盤があやしい業者は環境汚染を防ぐことはできない。許可を出した千葉県は違法である」という至極まともな判決文です。
 喜んだ住民は「この上は千葉県は控訴しないで!」という訴えを、5,000人の署名と共に知事に提出。
ところが堂本さん、早々と高裁に控訴… 「業者が隠していた負債など知りようがない」という、法解釈に固執した県のメンツの論理です。そこには血が通った住民への思いも、環境保全への思いもありません。
 県が控訴することで一番喜んでいるのは、当の悪徳産廃業者ではないでしょうか。

政治的判断をすべきと知事に訴えました

 平成13年、ハンセン病患者の隔離政策の見直しを怠ったとして国が全面敗訴したとき、政府はギリギリの政治的判断で控訴を断念。「法律的には本来控訴すべきであるが、患者のことを考えて、きわめて異例の判断をした」とコメントしています。
 エコテック裁判も、千葉県は控訴をせずに、現在の法の整備を国に訴えていくべきでしょう。
 また、愛知県などでは、産廃業者に厳しい独自の審査規定を設けていることに言及し、千葉県も習うべきと指摘しました。

(署名は最終的に5000名以上)



3.房総の海が汚される!

 横須賀米軍基地に来年8月から原子力空母ジョージ・ワシントンが配備されるにあたり、基地の港では浚渫が始まりました。その浚渫土砂は、房総沖百キロの海に来年5月まで毎日捨てられ続けています。
 問題はこの土砂が、基地から流入する有害物質でかなり汚染されていることです。神奈川県保険医協会の調査では、この8年間で背骨の曲がったハゼやお化けのような皮膚をした魚が多く見つかりました。
 土砂の分析調査では、硫化物、水銀、鉛、砒素、ダイオキシン、トリブチルスズなどが検出されています。
 こんな危ない土砂が60万?(東京ドーム5個分)も千葉県沖に捨てられるのです。100キロ離れているとはいえ、現場は黒潮が銚子へと流れている地点。
有害物質が食物連鎖で次々と魚に蓄積され、生態系の頂点に近いカツオやマグロに被害が出たときはもう遅いのです。千葉県の水産業にとって大打撃となりかねません。
 現場はチャーリー海域という米軍演習地域。漁民は立ち入り禁止で、漁業補償が支払われています。でも魚は出入り自由。水産県として、千葉県は防衛省に対し、浚渫土砂の再調査をさせ、結果が出るまで海洋投棄を凍結すべきと強く要望しました。


酒々井インターチェンジ・その後

 無駄な公共土木工事の典型として、私は酒々井インターチェンジをずっと議会で追及してきました。東関道の佐倉〜富里に、67億円もかけて新たなインターなど必要でしょうか。
 インター建設の根拠とされてきた外資系アウトレットが6月に撤退。この企業はオフィスもない幽霊会社。「ながらく塩漬けだったインター計画を動かすためのダミーだったのでは?」と指摘。
 そして、今回新たに飛び込んできたのが、「インター周辺にはオオタカ、サシバが生息している」という情報です。調べると千葉県では極秘に調査を進めていたことが判明。
 もし営巣が確認されればオオタカ、サシバは希少生物ですから、建設工事に対し、待ったをかけられます。



県議会も少しずつ変わってきました!

◆ 費用弁償廃止。交通費実費支給へ
これまで議会開会中一人1日14,600円支給されていました。
◆ 常任委員会は録音され議事録公開へ
これまで職員のメモだけで、大切な議論の場であるのに「言った、言わない」事件が続出していました。
これからも県議会改革を訴え続けます。


フォーラム 「市民がつくる自然公園」
  〜下志津・畔田 第2弾〜
日 時 10月28日(日) 10:00〜12:00
場 所 西志津ふれあいセンター 2階ホール
(志津公民館祭)
  参加費無料      詳しくはチラシ
主 催 有害ゴミゼロをめざす市民の会
県政報告会のお知らせ
日 時 11月18日 (日) 午前10時〜12時
場 所 佐倉ミレニアムセンター 4階会議室
  *参加費無料
県議 大野ひろみ(佐倉市)
県議 川本幸立(千葉市)

二人の県議がそれぞれホットな県政の話題を提供!
アッと驚く裏話もいっぱい。お気軽にご参加を。
問い合わせ さくら・市民ネットワーク
TEL : 043−462−0618
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