6月県議会リポート
2006年7月号
ひろみの活動日記
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活動日記
 

 6月県議会報告(6月21日 〜7月7日)

あやうし!障害者条例

 「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例案」は、自民党や教育委員会から異論続出で、暗礁に乗り上げています。2月県議会で「継続」となり、6月議会で再び俎上に乗せられる予定でしたが…

でも、本人の意思を尊重したら混乱するような教育現場のほうがおかしいのでは?

突然の撤回

 自民党はしょっぱなから「この条例案は欠陥があるのだから、取り下げるべき」と強硬姿勢。
 これに対し、開会日から一貫して知事は「修正には応じるが、取り下げるつもりはない」と主張。
 ところが、そのわずか2週間後に「条例案の撤回」を表明してしまいました。このウラには、「取り下げないなら、今議会で否決して廃案にしてしまうぞ」という自民党の強い態度があったようです。


撤回には反対

 この条例の制定を願い、連日傍聴席は障がい者本人や関係者で埋め尽くされていました。全国からも何とか成立をと願う多くの声が寄せられています。
 私は急遽登壇して、撤回には反対する主旨の討論をしました。

明日は我が身

 障がいの定義は、住んでいる社会によって変わってくるもの。
視力が1.0の人でも、アフリカのある地方へ行けば、そこは視力が6.0の人ばかり。その日から視力障がい者になってしまいます。  
また、誰でも交通事故などで、ある日突然障がい者になる可能性があります。
だからこそ、この条例の意義があるのです。
障がいがあってもなくても、誰もが理不尽な差別でつらく悲しい思いをしなくてすむよう、そして、誰もが尊重されるような理想的な社会への「一里塚」として、ぜひとも9月議会では成立させたいと考えます。

9月議会に向けて

 今後、各会派の議員で構成する「協議会」で新たな条例案の策定作業が開始されますが、条例の理念が骨抜きにされてはモトもコもありません。私は協議会の委員なので、協議の中身をちくいちホームページで皆様に報告します。
    http://www.ken-net.gr.jp/kengi-room.html

最大5倍の格差!県議定数

来年4月の県議会議員選挙に向けて、議員定数や選挙区割りについて話し合う「定数検討会」が7月7日、発足しました。

全国で一番ひどい千葉県議会の「1票の格差」
 千葉市緑区と海上郡の格差は5倍以上!

県議1人当たりの人口(2005年6月現在)

上位3区
格差
下位3区
千葉市緑区(定数1)
112,455人
← 5.16 →
海上郡(定数1)
21,774人
柏市(定数4)
95,348人
 
匝瑳郡( 〃 )
21,857人
八千代市(定数2)
90,230人
  勝浦市( 〃 )
22,275人

佐倉市(定数3)
58,392人
   

現在県議会議員の定数は98。
 現数は92人です。
 会派構成
  自民党 64 (69・6%)
  民主党 11 (12%)
  公明党 7  (7.6%)
  共産党 4  (4.3%)
  社民・県民連合3 (3.3%)
  ネット・無所属3 (3.3%)

 実に7割近くを自民党が占めるという勢力図。この背景に「特例区」などの特殊事情があります。

◆ 特例区という名の優遇策

 選挙区の定数は、総定数98を市・郡の人口比で案分して出しますが、案分が「0.5以下」になる勝浦市、匝瑳郡、海上郡が「特例区(定数1)」とされているのです。
 また、郡部は軒並み一人区で、対立候補もほとんど出ず、事実上自民党独占、無風地帯となっていました。

◆ 逆転現象

 八千代市の人口は約18万5千人(06年3月現在)。佐倉市より約1万人も多いのに、県議定数は佐倉より一人少ない2です。

◆ 合併しても変わらず

 昨年、柏市と沼南町は合併して「柏市」となりましたが、来年の県議選は相変わらず、旧柏市と旧沼南町とに分けて行われます。
 香取郡、旭市、海上郡が合併した新・旭市も、同様に旧の3選挙区割りで行われます。
これでは、ひとつの選挙区で行われる市議選より、県議選のほうが狭い選挙区になってしまいます。

◆ どうなる? 定数検討会

 本来なら県民の納得のいく定数是正をすべき検討会ですが、メンバー16人中10人が自民党議員です。どこまで行っても数の世界。果たしてどこまで是正ができるか…。皆さんのご意見をお聞かせください。

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