7月7日 6月議会が終わりました
私にとって、初めての本会議。予想通りのことや、予想をはるかに超えること、色々ありました。
議会の中は男性ばかり。独特の"議員の匂い"を放つ集団の中を歩いていると、ふと、「自分はとんでもない場所に来てしまったのだ」と、迷子になったような感覚を覚えます。
私はこの間まで"ただのオバサン"でした。市民ネットに入っていなければ、とても今のようなシュールな状況はありません。
普通の市民が、議会という「決定の場」に出ていける市民ネットの存在の大切さを改めて感じつつ、さあ、議会報告を始めます!
私達少数会派は、年に1人1回30分しか質問できません。今回は山本友子(市原選出)が、市議8年の実力と、詩吟で鍛えしドスのきいた声をフルに発揮して、堂々たる質問をしました。
質問事項は―
*出先機関(印旛支庁など)の組織改編
*障害者福祉の見直し
*産廃・残土問題・汚染土浄化
*常磐新線及び沿線区画整理
*住基ネット など
このうち「住基ネット」は私が質問作成担当。
長野県では2割の市町村が、住基ネットとインターネットを接続していることが判明し、大騒ぎ。個人情報がインターネットを通じて漏れてしまう危険性があります。
千葉県ではどうなのか、を質問したところ、
何と県内10市町村がインターネットと接続していました。県の説明で
は「セキュリティは万全」とのことでしたが、従来型の対策では効果がありません。今後も粘り強く、県に迫ります。
民主、社民、共産やネットなどの少数会派がうすーい、うすーい皮となっているお饅頭。もちろん、中のどでかいアンコは自民党です。アンコが多すぎて、この県議会マンジュウはあんまりおいしくありません。賞味期限もはるかに過ぎているような…
もっと皮を厚くするか、アンコの中身を変えないと、味は落ちるばかり?
こんなお饅頭ですから、議会で質問する議員も16人中12人が自民党。そして、そのほとんどが、地元の道路の整備拡張や、観光・産業の振興を訴えていました。「地元のためには何でも持ってこい」状態です。
一番印象的だったのは、まだ若くて頭のよさそうな議員が、「千葉県の南部は北部に比べ、生活水準や所得が低い。我々も都市型の生活を謳歌したい」という意味の発言をしたことでした。
千葉は都会もあれば、海も山もある多様性の県。
どこもかしこもリトル東京みたいになったら、ノッペラボーの魅力のない県になるのに。
でも、これは、こういった自民党議員を支えている大勢の県民が望んでいることでもあるんだなぁ〜、とシンミリ思いました。
常任委員会は文教、福祉など8つ。毎議会ごとにあり、年に1回しか質問できない議員にとっては、直接質問できる絶好のチャンス。
私の所属は「商工労働環境生活」常任委員会。商業・雇用問題や環境問題、NPOのことまでカバーする間口の広い委員会です。
ところが、新人への間口は狭かった…
1人の議員が長々と質問し、ようやく終わったので、「ハイッ!」と手をあげても、委員長は別の長老を指す。私の方が早かったのに!
やっとめぐってきた自分の番。あれも、これもと準備してきた質問を始めたとたん、
「大野さん、質問いくつあるの? もう始まってから2時間経つよ」と有無を言わせぬ打ち切り体制。冷や汗をたらしながら、
* 八千代や市原の残土問題
* 小竹の残土問題
* 環境再生基金
* 障害者雇用のジョブコーチ
などを、大急ぎで質問しました。
時間を独り占めしたのは私じゃない! くだらない話しをダラダラとしゃべったのは誰だ! しかし、多勢に無勢。あえなく敗残兵となりました。次はもっと作戦を立てるぞ!
今回ネットは「イラク新法反対」など5つの意見書を出しました。もちろん、自民党のアンコに押しつぶされるのは分かりきっています。でも、最後の抵抗として「意見書の趣旨説明」とやらを、最終日に議場でしてもよいとのこと。よし、やるぞ!
趣旨説明は「住基ネットの中止を求める」意見書と、「少子化社会対策基本法案」に反対する意見書に絞りました。
ところが、私が登壇するやいなや、後ろの議席のオジサンたち、車座になっておしゃべりを始めた! 話しが「少子化社会…」に移る頃には野次怒号の嵐。
この法案は、戦前の「産めよ、ふやせよ」を彷彿とさせる、女性にとっては認めがたいもの。奇しくも森前首相が「子どもを一人も産まない女性を税金で面倒みる必要はない」と発言して問題になっています。そのことに触れると「発言の自由だ!」とひときわ大きな野次が飛びました。
こんな女性蔑視がまかりとおっている県議会。でも、
大野ひろみはますます闘志を燃やしています!
9月議会ではいよいよ一般質問をします。傍聴にぜひおいでください。野次ったり、席を立ったり、の議員ウォッチングをしてみませんか? |
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